
ゆめが、家族になって
早くも3ヶ月が経ちました。
今では、ゆめがいない生活は考えられません。
ゆめが女の子に
1月14日
散歩の時、血尿が出たのです。
不安になりました。
急いで帰ってから、
足を拭くときに、異変に気がつきました。
どうやら、
予定より早くゆめは、
女の子になってしまったようです。

4月の終わり頃に、
避妊手術の予定をしていました。
個体にもよりますが、
ゆめの場合
はっきりした生年月日がわかりません。
先代も、保護犬でしたが、
いつ生まれたのかわかりませんでした。
しかし、先代の場合は、
初めての生理の前に、
手術が出来ました。
犬の身体には、
最初の生理の前に、
避妊手術をする方が、
病院では、良いと言われていました。
がんや、腫瘍などになりにくいそうですね。
数か月の差で、
なってしまったことは、
とても残念です。
翌日、病院に問い合わせをすると、
「赤ちゃん用の紙おむつに、
しっぽが出るくらい、
穴を開けて使用すると、
便利です。」
と教えていただきました。
ふと、ある店で見かけたような気がして、
行って見ました。
すると、4枚入りが有りました。
7kgのゆめには、
Mサイズがちょうど良さそうです。

世話は、なかなか大変です。
散歩に行くときは外して、
帰ったらまた着ける。
幼稚園は、
しばらくお休みをさせなければ、
ならなくなりました。
ゆめの場合は、
3週間程、生理は続きました。
終わったころ、
震えがひどく心配になりました。
寒い時に震えるような感じですね。
それまでにも、
何回か有りましたが、
しばらくすると治まっていたのです。
しかし、今回は長いので、
病院へ連れて行くことにしました。
「異常はなく、心の病だろう。
何かを思い出して、
怖がっているのだから、
気長く見守って欲しい」
と言うことでした。

よほど、怖い目に合ったのでしょうか。
私たちで、
早く心の傷を癒してあげなければ。
避妊手術
4月9日
いよいよ、手術の日です。
朝早く病院へ連れて行きました。
ゆめを残して、
一度家に帰りました。
帰ってからも、心配で落ち着きません。
終わったかな?
痛がっていないかな?
不安と心配が襲って来ます。
夕方、5時半迎えに行きました。
手術を終えて
大きなカラーを首にしてもらい、
お腹の毛は綺麗に剃られて、
縫った痕が有りました。

抱くのも痛々しく
そっと抱えて帰りました。
家に帰ってからも、
カラーのせいで、上手く歩けず、
頭をあちこちぶつけています。
水も餌も、台に載せ、
食べやすいように工夫をしました。
しかし、なかなか難しいようです。
仕方なく、
カラーを外して食べさせることにしました。
帰ってから、
時々、苦痛を訴えて、
涙まで流していましす。
低い唸り声まであげて、
痛みを訴えています。

何もしてやれず、
ただ見守ることしかできません。
先代犬は、
傷口を気にしていましたが、
ゆめは痛みが酷くて
それどころでは無いようです。
ごめんね。
私と娘と交代で、一晩中、
側にいて見守っていました。
夜明け近くになって、
やっと、眠ったようです。

せめて今日くらいは、
ケージの中で、
排泄してくれたら良いのに、
絶対外でないとしてくれません。
本当に頑固なゆめです。
三日目には、
痛みも和らいだのか、
やっとおやつを食べたり、
ボールで遊び始めました。
ほっとしました。

ゆめは、傷口は、気にしたことはなく、
舐めることもしませんでした。
抜糸後、思わぬ事態に
4月21日
いよいよ、抜糸の日になりました。
連れて行くと、なんと、
傷口に水が溜まっていました。
注射針で抜いてもらいましたが、
三日後には、
同じように水が溜まっている
ことに気がつきました。
また、水を抜いてもらった後、
今度は、身体中に包帯を巻かれました。
頭としっぽと4足が
出るだけの状態です。

水が溜まらないようにするためだそうです。
10日後に、
受診の予約をして帰りました。
この状態で、10日も巻いているとは。
身体中にコルセットをつけられたのと
同じ状態です。
動きにくそうで、可哀想です。

知人や近所のワンちゃんを
飼っている方に聞いてみましたが、
どなたも、水が溜まることは、
ご存知ないようでした。
何とか10日が過ぎて、
病院へ連れていきました。
今度は、溜まっていませんように。
もし、また、溜まっていたら、
10日も延びてしまいます。
祈る気持ちで、順番を待っていました。
身体中の包帯を除けて頂くと、
今度は、無事良くなっていて
ひとまず安心です。
ついでに、
5月から飲ませなければならない、
フィラリア、ノミ、ダニの薬も
買って帰ることにしました。
一回分が3800円です。
5月~12月まで8回、
飲まさなければなりません。
薬1個が、3800円??
お財布事情的には
なかなか厳しい金額です。
我々人間様は、
豆腐にもやしでも、
買って帰るとしましょうか。
その後は、順調に回復してくれました。

幼稚園をやめる
幼稚園に連絡すると、
「まだ数か月、来させないように」
と言うことでした。
家族で相談した結果、
この際、辞めることにしました。
その分、私達がコミュニケーションを
取るように、人となるべく
接する機会を作ってあげることにしました。

手術後、初めての外出(花見)

天気の良い4月2日、
毎年出かける、桜が綺麗な
場所へ出掛けました。
ゆめは、車に乗せると
最初は怯えています。
また、病院へ連れて行かれるとでも
思ったのでしょうか?
座席の足元に入り込んでしまいました。

最近、車に乗せる時は、
病院通いばかりですから、
仕方は有りませんが。
そのうち、
そっと窓から顔を出すと、
風景が違うのがわかったのか、
落ち着きました。

着いたとたん、
車から飛び降りて、
辺りを散策開始です。

よほど嬉しかったのでしょうか。
水を飲みに来ては、散策。
やがて、
心地よい風の吹く桜の木ノ下で、
眠り始めました。

のどかな一時を、
楽しんでいるようです。
だんだん、ゆめの個性が現れてきました。
果たして、その個性とは?
次回をお楽しみに。
最後まで、読んでいただきまして、
ありがとうございました。