犬の飼い方

春~秋にかけて草むらの散歩の注意・除草剤、イネ科植物、着種、ダニ

「松山の母」こと

yayoiです。

 

毎日の散歩の中で、草むらに行くことは、

有りませんか?

 

我が家のゆめは、アスファルトの上よりも、

田んぼの中にある草の生えた

道路が大好きですね。

 

でも、そこは危険がいっぱい潜んでいます。

 

何が、危険なのでしょうか?

 

草むらの危険

 

どんな危険があるのでしょうか?

 

 

まむしに出くわす

 

雨が降りそうで、降らないある日の夕方、

ゆめと散歩をしていました。

 

すると、

舗装の道路から草むらにさしかかろうとした所に、

何かしら見つけました。

 

長くて、細いものです。

 

最初は、木の枝かと思いました。

 

しかし、よく見ると動いています。

 

蛇だ。

 

ゆめを抱き上げて、よくみてみました。

 

そこへ、近所の田んぼの持ち主が来られました。

 

私の目線の先を見られて、

 

「動いたらいけんよ。

それは、まむしだ」

と、言われて慣れた手つきで、

退治をして頂きました。

 

なんと、このような民家の近くにもまむしがいたとは。

 

それ以降、その場所は避ける様になりました。

 

まむしは、玉子を生むのではなく、

子供を生むと言う事です。

 

また、近くに巣もあると、

教えて頂きました。

 

背の低いゆめなどが、

気がつかずに歩いて、

噛まれると大変なことになるので、

注意が必要です。

 

除草剤

 

なるべく、草むらを避けて道路を歩いていると、

田んぼの畦道や、農道のあちこちで

色が代わり始めた草を見かけます。

 

草を刈らずに、除草剤を撒かれたようです。

 

公園などには、注意書として

除草剤の散布のお知らせが有りますが、

農道などにはありません。

 

除草剤を撒かれたばかりの時は、

まだ、色が変わらず

見た目にはわかりません。

 

2日ほど経過しないと、枯れ始めないのです。

 

水溜まりに、除草剤が混入していて

犬をはじめ、動物が飲んでしまうと

どのようなことになるでしょう。

 

また、犬はよく手足を舐める動物ですね。

 

手足についた除草剤舐めてしまうと、大変です。

 

気を付けなければならない時期です。

 

 

イネ科の雑草

 

 

ゆめは、時々食べる草が有ります。

 

イネ科の植物のようです。

 

庭にも生えていたので、

大切に育てて、

なるべくそれを食べさせるようにしています。

 

ネコじゃらしの葉のようなものが好きなようです。

 

 

 

しかし、イネ科の植物には「ノギ」と言う厄介な種子が有ります。

 

ノギ」と言うのは、

米、麦などのイネ科の植物の一つ一つの先に有る

刺のような物を言います。

 

これは、衣服や皮毛に着くと、

なかなか取れないものです。

 

犬やネコなどの、

手足の間に食い込んでしまうと、

中に入ってしまうことがあります。

 

ゆめが、通っている病院でも、

ポスターが張られていました。

 

柔らかな手足の指の中に入ると、

皮膚の中に入り込んでしまい、

中で化膿してしまうことがあるそうです。

 

また、目の中に入ると、

取れなくなります。

 

耳の中にも、入ってしまうと、

刺のようなものが、

たくさんあるので、

中であちこちに刺さり、

ますます奥深く入り込んでしまうそうです。

 

ゆめは、草むらで寝転がったり、

オシッコやうんちをするときに、

草むらに入ってする癖が有るので、

要注意ですね。

 

入らせない事が、一番なのですが、

楽しそうにしている姿を見ると悩みます。

 

 

くっつき虫(種)

 

夏から秋にかけて、

種子がくっついて困ります。

 

種子にとっては、

自分で動く事が出来ないので、

動く物に、くっつくことで、

遠くへ運んでもらうように発達して来たのでしょう。

 

この進化が、困り物ですね。

 

ゆめも、散歩から帰って、

身体中を手で触ることにしています。

 

どこで着いたのかわからない間に、

あちこち着けて帰っていることがあります。

 

私にもくっついていると、

チクチクします。

 

草むらには、要注意です。

 

マダニ

 

 

最近、人にも被害を与えている

マダニもこの季節に動きが活発になります。

マダニ公園、河川敷畦道山の中など、広い範囲に住んでいます。

 

硬い外皮におおわれて

大きさは3mm~4mm位です。

 

犬に、寄生するダニの種類は

20種類ほどいると言われています。

 

  • 犬では、
  • 目の回り
  • 耳の回り
  • 胸部
  • 内股部
  • お尻の回り

 

など、被毛の少ない部分に寄生します。

 

マダニは、動物の血液を栄養として、

生きています。

 

ダニに噛まれた時の症状

 

 

ダニの種類や、そのダニが持っている病原菌にもよります。

 

 

犬の場合

 

貧血、発熱、黄疸、元気が無くなる。

 

緊急の場合

発熱、食欲不振、全身性麻痺、関節炎

 

人の場合

発熱、貧血、頭痛、倦怠感。

噛まれた部分を中心に、赤く腫れ上がる。

 

緊急の場合

顔面神経麻痺、関節炎、呼吸困難

 

など、重体になる場合が有ります。

 

もし、噛まれたら、犬も人も

自分で取り除こうとして、部分が残る場合が有りますから

必ず病院へいきましよう。

 

 

 

まとめ

 

愛犬は、公園や自然の中で

伸び伸びと遊ばせてあげたいものです。

 

しかし、

季節によっては気を付けなければならない時期が有ります。

 

大切なワンちゃんと私たちが、

安全にたのしく散歩が出来るように

十分気を付けたいものです。

 

暑い時期でも、

特に足元は直接肌を出すことなく、

きちんとした服装で、出掛けましょう。

 

 

最後まで読んでいただきまして、

ありがとうございました。